傍聴報告
香川 ヒサ

「地域振興・まちづくり調査特別委員会」(以下「地域振興」)を傍聴しました。

傍聴人は私を含めてたった二人。その人は見た事もない男性。記者席に座っていなかったが、記者のような雰囲気。すると一般区民は私1人か?

資料は無いに等しい。A4に(1)運営方針 (2)一般質問 (3)その他 と議題だけあり別の用紙に”運営方針(案)”が印刷されているものだけでした。

私がこの委員会に興味を持ったのは、昨年度、区民参加で地域ブロック毎、多岐にわたる課題についてワークショップが開かれました。私は防災(防犯)・観光(国際交流) ・まちづくり等に参加しました。当然、委員会名からしてそれらがどの様に反映されるか知りたかったからです。

わたしの結論を先に言えば「がっかり!」と言うしかない。

委員長は運営方針(案)に従い”調査研究の委員会”などと説明し、「どの様に運営するか」と委員に問いかけていた。

ビックリしたなもう!この特別委員会だって、名称は新しくても、前期までの安心安全まちづくりやアカデミー推進委員会その他なくなった委員会との重なる部分や 、区民のワークショップのまとめなど、何等資料も出さず、「どういたしましょう」も無いもんだ。それらの資料を区から出させてプレゼンをさせるのが先だろう。 今回初当選をし、今までのことや、区民のワークショップのことなど知りもしない新米議員も参加しているのだぞ。

議員からは「資料を」という意見があった。アッタリマエ!次回委員会には区にプレゼンをやらさせるようだ。

次の議題。一般質問に移ったが、委員からは質問ゼロ。資料も無くて質問ができるか。「地域振興」は1時間ほどで何等収穫も無いまま、あっという間に終わった。

いや。別の収穫があったぞ。先ずこんな会議をやったら一般民間企業では、更迭もの・左遷もの・減給ものだぞ。11人の区議をはじめ、区側も役付きの高級官僚が ずらりと顔を並べている。この人件費は合計いくらだ?利益に関係ないお役所仕事は「やってますよぉ」でいいんだということが、はっきりと判った。

それにこの間一言も声(意見等)を発しない男議員が二人いた。1人は新人。初参加の資料無しでは仕方がないか。だが、もう1人は何期目かのベテランと言ってもいい議員。 巡り会わせが悪いのか私はこの男議員の発言を他でも聞いたことがない。何年か前の都市計画審議委員会で発言もなく、二日酔いで辛かったと自分のHPに書き込んでいた。 議員なのだから議論しろ!この男議員が建設委員会の長だそうなので、どの様に仕切れるか傍聴に行こう。28日(火)10時だよ。

それともう1人。初当選の新人が副を担っている。この議員。前日の「自冶」では一言も声を発しなかったそうだが、副という大任を意識してか、会終了ちかくで、 意見らしきものを述べた。だがこれが自民議員の述べた意見をなぞったもの。副は長の補佐で、長を支えればよいのであって、自民にヨイショは必要なし。

≪当日の出席者及び配布資料≫